POWER GUMは、その名の通り「板ガムのパッケージサイズ」並みのコンパクトさを実現した4出力フルアイソレート・パワーサプライです。
アナログエフェクターのポテンシャルを引き出す低ノイズな電源を、ボードのわずかな隙間から供給します。
小型でありながらフルアイソレート出力を実現し、電源配線によるグラウンドループを断ち切ります。
高性能LDOレギュレータを各ポートに独立して搭載。可聴域内外のノイズを低減し、クリーンで安定した9.3Vを生成します。
9.3Vは多くのペダルが安定し、かつポテンシャルを発揮できるよう微調整された電圧です。
入力は9Vから24Vまで、さらにセンタープラス/マイナスのどちらにも対応。マルチエフェクターの他、様々な機器のACアダプタを使用できます。
最大3Aのパススルーにより、メイン機に電力を供給しながら、その余剰分で周辺のペダルを駆動するスマートなレイアウトを可能にします。
※パススルーに電圧や極性を変換する機能はありません。
※ACアダプタの電力に十分な余裕があることを確認してください。
ポート数の足りなくなったパワーサプライの拡張用としても最適です。
9VセンターマイナスのACアダプタから電源を供給します。
消費電流の大きいデジタルマルチエフェクターは、パススルーに接続します。
パススルーに接続する機器は、必ず親となるACアダプタと電圧・極性を一致させてください。
アイソレート出力から各アナログエフェクターにクリーンな電力を供給します。
18V対応のエフェクターには、直列ケーブル(ボルテージダブラー)を使用して18.6Vを供給できます。
この使用例では、消費電流は約84mAとなります。
(12mA + 20mA + 5mA + 5mA) × 2 = 84mA
デジタルマルチエフェクターの消費電流と合わせても、ACアダプタに十分な余裕があります。
下記の行為は絶対に行わないでください。
一時的に動作しても、製品の劣化が加速し、故障につながる恐れがあります。
入出力ポートの定格電圧・定格電流を超える使用
並列ケーブル(カレントダブラー)の使用
交流出力のACアダプタの使用
パネル面に強力なテープ類を貼り付けないでください。剥がす際にパネルが外れる恐れがあります。
製品を分解しないでください。分解された場合、保証の対象外となります。
入力
DC 9 - 24V
内径2.1mm/外径5.5mm
センタープラス/センターマイナス両対応
パススルー
許容電流 3A
電圧や極性を変換する機能はありません。
出力
DC 9.2 - 9.45V
内径2.1mm/外径5.5mm
センターマイナス
最大出力電流
150mA × 2
100mA × 2
安定した動作のために、消費電流の大きいエフェクターを150mAポートに接続してください。
合計出力電流
300mA(入力電圧 9V以上)
400mA(入力電圧 12V以上)
500mA(入力電圧 18V以上)
起動時により多くの電流を必要とするエフェクターもあるため、余裕を持った運用を推奨します。
変換効率
約50%
合計出力電力と同程度の電力を熱として消費します。高負荷時の発熱に注意してください。
※パネル面温度上昇 最大35℃
オンオフスイッチ
出力ポートをオンオフします。パススルーは常時有効です。
誤作動防止のため奥まった位置にあります。爪やピック等で動かしてください。
外形寸法
W77×D26×H19 mm
質量
約45g
改良等のため、仕様および外観は予告なく変更する場合があります。
赤:POWER GUM
青:国内メーカー フルアイソレート・スリムタイプ
緑:スイッチングACアダプタ
※90Ω負荷
効率を約50%とした場合の簡易的な計算方法です。
実際の効率は条件により変動するため、算出した消費電流・電力に対して余裕を持ったACアダプタを使用してください。
9VのACアダプタ等から電力を供給する際は、消費電流を簡易的に計算できます。
アイソレート出力端子に接続するエフェクターの消費電流を合計します。
ボルテージダブラーケーブルは、各ポートから電流を消費します。
例:12mA + 20mA + 5mA + 5mA = 42mA
算出した電流を2倍して、消費電流を求めます。
例:42mA × 2 = 84mA
アイソレート出力端子に接続するエフェクターの消費電流を合計し、9.3Vをかけて電力を求めます。
ボルテージダブラーケーブルは、各ポートから電流を消費します。
例:(12mA + 20mA + 5mA + 5mA) × 9.3V = 391mW
算出した電力を2倍して、消費電力を求めます。
例:391mW × 2 = 782mW